凍てつく世界を救え!Wildfrostの体験版クリア後の所感をレビュー!

ゲーム

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Wildfrost 日本語攻略Wiki

はじめに

先日、TwitterでWildfrostというデッキビルドローグライクの紹介記事がありました。こちらのゲームシステムと雰囲気に直感的に惹かれ、Switchで公開されている体験版をプレイしてみました。
今回は、私がプレイを通して感じた本ゲームの魅力を紹介しようと思います。

トレーラーはこちら。

 

特徴

キャラを配置して戦え!

各キャラの攻撃対象は、同ラインの最前列になる。攻撃順も意識せよ。

本ゲームでは従来通りのデッキビルドローグライクですが、「リーダー(主人公)」「コンパニオン(味方)」「クランカー(設置物)」などのキャラクター系カードが存在し、味方フィールドに配置することができます。これらと「アイテム」カードを使いこなし、敵フィールドの「エネミー」「ボス」を撃破していきます。
フィールドは前中後列が2レーン形式で、ターンを消費せずに各キャラクターの配置を変更することができます。攻撃対象を常に考えつつ有利な位置取りを意識することが重要ですね。

展開を読み、覆せ!カウントシステム

攻撃直前の相手の行動を、「スノー」で遅らせることができる。

各キャラクターには、待機カウントが設定されています(カード下の数値)。プレイヤーがカードを使用するごとにカウントが進行し、0になったキャラクターから順番に行動します。分かる人には、FF10のCTBのイメージと言えば伝わるかもしれませんw
各行動は単調なので、カウントを見渡すことで今後の展開の予測が容易にできます。加えて、各カードを使いこなすことで、以下の様な戦略が成立します。

  • スノー」という状態異常で、特定キャラクターの待機カウントの進行を遅らせる。
  • アイテムの効果で、特定キャラクターのカウントを追加で進行させる。
  • あらゆるダメージを1回だけ無効化するキャラクターで、敵の攻撃を受ける。

開発・デザインは過去に実績のあるコンビ!


開発は、洞窟探検アクションCaveblazersが代表作のWill Lewis氏(Deadpan Games所属)。アートデザインはサバイバルクラフトゲームForagerが代表作のGaziter氏。いずれの作品も、過去に多くの好評を得ている作品です。

更に、本作は過去にDeadCells, Inscryption, Eastwardなどを手がけてきた架け橋ゲームズとの協働も発表されています。架け橋ゲームズはローカライズクオリティーの高さに定評があることから、日本国内への展開も期待されるでしょう。

良かった点

シンプルと戦略性を兼ね備えたシステム

「ユキ」が場にいるときに「スノーケーキ」を使用すると、パワーが12上がるぞ!

システムは比較的シンプルで、従来のデッキビルドローグライクを経験済みならば回数を重ねることで全体像は把握できるでしょう。
それでありながら、先述のカウントシステムに加えて各効果同士のシナジーを目指す、いわゆる「ビルド軸」も健在。ビルドが噛み合った時の爆発力はすさまじく、まさに脳汁ものです!

雪国に振り切った、個性的な世界観

凍てつく世界を舞台にした世界観は特徴的で、一瞬で引き込まれました。今まで、ここまで世界観を振り切ったローグライクはなかった様な印象があります。

この世界観だからこそ、先述の状態異常「スノー」が比較的気軽に付与できる点にも納得感がありますね。

キャラが可愛い

言わずもがな。多くは語るまい。

気になった点

ダメージを受けたキャラクターが出血する

これについては、個人的に求めていない演出でしたw
出血量と血の色をオプションで変更できるレベルの拘りっぷりで、正直戸惑いアリ。気になるなら、出血量を0にすれば問題なし!

ボスが全体的に初見殺し

ネタバレになり得るので詳細は伏せますが、全体的にボスが初見殺しの印象です。
逆に言うと、試行錯誤で攻略法を模索する過程を踏む必要があるため、経験が生きるローグライクらしいとも言える点だと思います。

おわりに

Wildfrostは、シンプルなシステムながら、思考を巡らせる必要がある手応えのあるゲームになっています!体験版の時点で、ここまでハマると思わなかったですw

Steam版とSwitch版が2023年4月12日発売、かつ日本語対応!とのことなので、製品版はSteamDeckで楽しもうと思います!

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