前作との違い

本記事では、前作 Hades1 との違いを中心に、今作 Hades2 の特徴を述べる。

キャラクター・ストーリー

主人公

今作主人公は、ザグレウスの妹であるメルノエ。どちらもハデスとペルセポネの子供で、2人は兄妹。

ストーリー

前作では、親子喧嘩と冥界からの家出が目的と、少し変わった家族愛がテーマのストーリーだった。
今作では、ハデスの館を乗っ取ったクロノスの打倒と家族救出という、ある意味正統派のストーリーになっている。

出現NPC

殆どが新規だが、ストーリーが進むことで前作キャラが登場する。
出現するオリュンポス神も、新規・既存が半々の割合。ただし、既存神でも獲得功徳は新しくなっている。

戦闘

適宜、用語集も参照。

マナ、Ω技の追加

RPGでいうMPに該当するリソースゲージとして、マナが追加。
Ω技や、一部功徳の効果で消費する。

Ω技は、各ボタン長押しによりマナを消費して発動するチャージ攻撃。通常攻撃、特殊攻撃、魔陣の3種類。

魔弾ではなく、魔陣

魔陣は、自分を中心に魔法陣を設置し、範囲内の敵を足止めする。ダメージよりも妨害が主目的。
Ω魔陣であれば、加えて一定時間後にダメージを与える。Ω魔陣は、功徳による強化対象。

魔弾で言う弾数の概念は存在しない。
敵を足止めできる分、Hades2では近接攻撃が脅威になる敵が増えた印象

疾走の追加

ダッシュボタン長押しで、高速移動をし続ける疾走ができる様になった。この疾走も、功徳による強化対象。

神ごとの祈りではなく、降月術

前作における功徳としての祈りと同様、今作では月の化身セレネから降月術を獲得できる。
敵の近くでマナを消費することでゲージが溜まり,降月術に応じた数値に達することで使用できる。

強力なダメージ、ライフ回復、無敵化など、効果は多彩。

アーマーの追加

従来のライフにアーマーの概念が追加された。NPCイベントや功徳、カロンの店で獲得できる。
数値分ライフが追加された状態となるが、ライフの様に回復できない。

システム

アイテム、素材の種類増加

全体的にアイテム数が増加、それに伴ってアイテム一覧を閲覧できるバッグも追加された。
種を育てて素材を獲得したり、素材を消費してアイテム作成・要素解放など、クラフトの様な要素も導入されている。

素材入手のための鉱石採掘や種採取、釣りには対応する魔道具が必要。魔道具は、挑戦中いずれか1つしか装備できない。

功徳の属性

功徳に属性の概念が追加、功徳を獲得することで対応する属性値が1増加する。
属性単体で効果はないが、「対象の属性値に比例してダメージ強化」「対象の属性値が一定数を超えることで有効化」の様に属性値を参照する融合功徳に影響する。
これにより、特定の属性を重視するビルドを選択する戦略性が生まれる様になった。

ただし、魔術「属性の悟り」の解放が必要。

主人公の永続強化要素

前作における冥夜の鏡では、冥力(スキル)を解放・ランクアップ・セットする方式の永続強化システムだった。

今作では、遺灰の祭壇で魔札をセット・強化する。
各魔札にはコストが割り振られており、コスト上限内で組み合わせて有効化することで強化をカスタマイズできる様になった。
各強化には、以下のアイテムを消費する。

  • 遺灰で、新規魔札を解放
  • 魂魄で、コスト上限を上げる
  • 月屑で、魔札の強化

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