登塔者の皆さん、『Slay the Spire 2(スレスパ2)』楽しんでますか? 今回は、オススメ Mod の第2弾。
前回は誰でも使いやすいQOL系を紹介したが、今回は主に上級者向け。マップが見やすくなる Mod と、プレイの振り返りに役立つ分析系 Mod を、合わせて6本紹介する。特に後半の Mod は、プレイスキルの向上に直結するので、ぜひ最後まで読んでほしい。
動画でも解説している。実際の画面の動きを見たい方は、こちらもどうぞ。
Mod の導入方法や注意点は、前回の記事で解説しています。Mod を入れるのが初めての方は、先にそちらをご覧ください。
この記事は、2026年7月(パブリックベータ v0.109.0)時点の情報です。Mod の名前や仕様は、その後のアップデートで変わっている可能性があります。
マップを見やすくする Mod
まずは、見た目で効果が分かりやすい2本から。
HorizontalMap
1つ目は、マップの見やすさが劇的に変わる HorizontalMap。縦長だったマップ画面を横向きのレイアウトに変えてくれる Mod。スクロールしなくても、ルート全体を一画面で見渡せる。アイコンの色付けにも対応している。
さらに、現在地から到達できるショップ・焚火・エリートの最大数と、そのルートまで表示される。目的に合ったルートが一目で分かり、ルート選びがかなりスムーズになる。登場済みのエリートが一覧で出るのも、次のエリート戦の作戦を立てやすく、地味にうれしい点。
ルート選びで悩みがちな方は、ぜひ試してみてほしい。
Card Rarity Odds Display
2つ目は、レアカードの確率補正値を見える化する Card Rarity Odds Display。あまり聞き慣れない言葉かもしれないが、カード報酬ではレアが出るまでレアの排出率が少しずつ上がり続け、レアが出るとリセットされる、という前作からの共通の仕様がある。この Mod は、その補正値を画面に表示してくれる。
さらに、マウスを重ねると、通常戦闘・エリート戦・ショップなど場面ごとの各レアリティの出現確率が一目で分かる。
覚えておきたいのは、ショップだけ例外で、レアカードが出ても補正値がリセットされないこと。機会があれば、エリア後半でショップに立ち寄ってみるといい。
Card Rarity Odds Display(Steam ワークショップ)
詳細な分析ができる Mod
ここからは、本命の分析系 Mod。まずは、前回の記事で必須級として紹介した Deck Tracker に続く、Tracker 系の2本から。
Card Tracker
戦闘中のカードのプレイ回数や、ドローしたうちどれくらいプレイしたか(プレイ率)が分かる Mod。「実は仕事をしていないカード」を炙り出すのにピッタリ。
Relic Tracker
こちらはレリックの統計で、レリックによる総ダメージ量、獲得したブロック値の合計、獲得したエナジーなどが見える。「想像以上に貢献しているレリック」が見つかるかも。
この2つには、いくつか注意点がある。
- プレイ履歴を保存する run ファイルには統計が保存されないので、見られるのはそのランの間だけ。
- 作者いわく、カードやレリックの更新が多いパブリックベータでは、そのたびに Mod の修正が必要になるとのこと。アップデート直後は動作が不安定になる可能性がある。まだアーリーアクセスなので、そこは仕方ない。
Slay the Stats
もっと詳しい統計を追いたいなら、貯まったデータを分析できる Slay the Stats がオススメ。過去のランの統計から、自分がよく選ぶ選択肢とその勝率、戦闘の結果が分布の中でどれくらい良かったかを割り出してくれる。
戦闘ごとの統計(Bestiary Stats)
一番の目玉が、各戦闘の詳細な統計を振り返れる Bestiary Stats。戦闘ごと・キャラごとに、次の項目を確認できる。
- Fights:これまでのランでの合計戦闘数
- Dist:最大 HP に対する被ダメージ割合の分布
- Mid 50%:被ダメージの中央値の範囲
- Spread:被ダメージの散らばり具合(分散)
- Turns:平均ターン数
- Pots:平均のポーション消費数
- Deaths:敗北数
戦闘のあとにもリアルタイムで振り返れるので、過去の傾向をふまえて「今の戦闘はどうだったか」をその都度チェックできる。統計の集計期間は、バージョンやアセンションで絞り込みも可能。
カード・レリック・イベントの統計
統計の対象は戦闘だけではない。カード・レリック・イベントの選択肢についても、選択率と、選んだあとの勝率が表示される。
自分の基準値は「baseline」として表示され、基準より極端に良ければ緑、悪ければ赤で色分けされる。自分のデータを基準に、勝利に貢献している選択を見分けられる。
参考までに、「community」として Spire Codex の統計とも比較できる。自分の好き嫌いや得意不得意と見比べてみるのも面白い。
End Run Graph
最後にもう1本、手軽にオススメしたいのが、リザルト画面をグラフにする End Run Graph。リザルトやラン履歴の画面に、フロアごとの HP の推移と、踏んだマス、獲得したカード・レリックがチャートで描かれる。
スレスパは、小さなダメージの積み重ねが敗因になりがちなゲーム。各戦闘での HP の増減を俯瞰できるのは、ランの振り返りでとても重要だ。被弾が多かった戦闘を見つけたら、先ほどの Slay the Stats で詳しく分析してみよう。
まとめ
今回は、マップを見やすくする2本と、プレイの振り返りに役立つ4本の、合計6本を紹介した。
- ルート選びで悩むなら、HorizontalMap と Card Rarity Odds Display
- カードやレリックの貢献度を知りたいなら、Card Tracker と Relic Tracker
- ランを振り返って上達したいなら、Slay the Stats と End Run Graph
これからも新しい Mod を試していく予定。個人的には、キャラやカードの見た目を変えるスキン系や、新キャラ・新カード・新機能を追加する拡張系の Mod も扱ってみたい。気になる Mod があれば、動画のコメントでリクエストしてもらえるとうれしい。
Mod の導入手順と、ゲームバランスを変えない QOL 系 Mod 9本は、前回の記事で紹介している。あわせてチェックしてほしい。スレスパ2の Shorts は、こちらの再生リストからまとめて見られる。それでは、良きスレスパライフを!