【圧倒的好評】タイトル何て読むの!?2Dパズルアクション「Öoo」プレイレビュー

ゲーム

はじめに

2025年のSteam Nextフェスで少し話題になった、2Dパズルアクションの「Öoo」が2025年8月8日(金)にリリース!早速遊んでみたので、プレイ感をまとめます。
タイトルの「Ö」はドイツ語などで使われる文字でウムラウト¨が付いたO。タイトルの公式な読み方は特に決まっていないらしく、「オー系」か「ウー系」かで派閥が分かれそう。ちなみに、自分は「ウー系」派ですw

本作は、リリース直後からSteamレビューで爆発的に支持されで、初期は好評率100%という驚異的なスタートを記録。その後レビュー数が増えても評価は安定しており、現在も「圧倒的に好評」を維持。短時間で遊べる小粒作品ながら、確かな完成度がプレイヤーに支持されたのだろう。

ゲーム紹介

開発者について

本ゲームの開発者は高橋ナマ氏(@namatakahashi)。過去作は、同じくパズル系2DアクションのElecHeadなど。

参考までに、インスパイア元としては以下のゲームが挙げられていました。

  • Bomb Chicken
  • ハコボーイ!
  • Celeste
  • メトロイド
  • ヨッシーアイランド
  • Cocoon
  • VVVVVV

特徴

爆弾いもむしÖooは、ジャンプもダッシュもできず、できることは身体の一部を爆弾することがだけ。でも、その爆風でブロック爆破、ダッシュ、ジャンプなどができる。終始できること自体はこれだけだが、この能力の組み合わせで「なるほど、こんなことができるのか!」という閃きをプレイヤーが気付かされるニクい構成になってるのが大きな特徴。
随所ではカエルが道を塞いでいるが、道中にいるハエを連れて行くことで道が開かれる構成。ハエが「鍵」で、カエルが「扉」の様な組み合わせ。

参考までに、私は少し迷ったくらいで全体的にサクサククリアできた。終盤のギミックで30分弱悩んだが、それでもクリアタイムは2.5時間程度。

良かった点

小気味良いテンポ感

ギミックをいずれも直感的で、理解すればサクサク突破できるテンポ感が爽快だった。爆弾の挙動の分かりやすさ、リプレイ性の高さも相まって、試行錯誤に集中できる設計になっている印象。

プレイヤーに閃かせる構成

台詞などのテキスト情報は一切ないが、基本ルールはゲーム冒頭で全て提示される。あとはそれをどう応用するか、パズルを解くうちに与えられた「気付き」を活用して歩みを進めることができるのだ。プレイしているときの「俺って天才じゃね!?」感は異常。

コンパクトなプレイ感

クリアまで2-3時間程度。ちょっとした空き時間で濃密な時間を楽しめる。

気になった点

もっと遊びたかった

コンパクトな内容である反面、「もっと遊ばせろ!」という感覚も強かった。裏面などもないが、クリアタイムを追求するRTAは流行るかもしれない。
ギミックを事前に把握していれば、恐らく全ステージをクリアせずに攻略できる構成になってる気がする。

一部要素が説明不足?

テキストが一切存在しないことで不思議な世界の探索とパズル攻略に没入できる反面、設定画面やワープ画面の説明がない点は少し気になった。
ワープ画面は回数を重ねれば自ずと気づくのだが、設定画面は結局何が変わるかが分からず終いだった。

タイトルの扱いにくさ

開発者の意図通りではあるが、「Öoo」の読み方が定まっていない問題。私は現状コピペ以外でこの文字を入力できないので、スマホとかから検索するのは地味に不便だったりする。ハッシュタグ指定とかもできてるのか、若干心配w

おわりに

「Öoo」 は、爆弾を使った独特の移動ギミックと、言葉を排した雰囲気づくりが特徴の小粒パズルアクション。短時間でサクッと遊べるにもかかわらず、しっかりとした発見の喜びと爽快感を味わえた。

『ElecHead』同様、「シンプルな仕掛けを徹底的に掘り下げる」開発者の持ち味が詰まった作品と言える。SteamDeckでも問題なくプレイできたので、パズル系、閃き系ゲームが好きな人は是非プレイしてみよう!

今後、Nintendo Switchなどの他プラットフォームへの展開も乞うご期待!

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